鉄道コムブログランキングは現在336件の登録があり、ランキング形式で掲載されています。鉄道系でブログ形式のサイトを構築する場合はぜひ登録しておきたいランキングサイトです。
非常に単純な仕組み
ランキングの並び順は非常にシンプルで、自身のサイト・ブログから鉄道コムへアクセスを流した数が多い順となっています。こういったランキングサイトは2000年代にはよく見られましたが、近年は存在自体が少なくなっており、ブログ世代でなければご存知でない方も多いかなとは思います。
鉄道コムブログランキングの場合、直近1週間のIN数が多い順というシステムとなっており、ランキングページだと直近3記事の更新時刻とタイトルが掲載されます。
コンスタントに記事更新、なんなら質より量を出した方がランキング自体では上位に上がってくるはずです。また、読者にアクセスを促すためバナーを記事終わりの目立つところに配置するのも有力な手段となります。
ただし……
これを言ってしまえばおしまいですが、そもそも鉄道コムブログランキング1位って目指すべきものなのでしょうか。
鉄道コム運営チームとしては自身のサイトにアクセスを流してくれるブログ投稿を優先的に上位に載せる仕組みを構築しています。
一方でぼくのサイト側は、鉄道コムブログランキングから流入する数を増やす施策=「最近よく見られたブログ記事」1位は開設当初は熱心に狙っていましたが、自身のサイト内の回遊性を重視(=外部に流出しないような動線づくり)しており「鉄道コム」へのアクセス流出を促すような施策は特にしていませんでした。
過去関連記事として手動で5記事程度を掲載し、その後は広告やSNSシェア・フォローボタン、前後記事、コメント、カテゴリー、人気の投稿とページランキングののちにあるフッターにようやく鉄道コム・鉄道ニュースアンテナ・ブログ村のバナーとなっています。
もはや隠しているかのような構成となっているため、ぼくのサイトが上位3位に掲載されたことはたぶん一度もありませんし、目指したこともありません。
じゃあどこを攻めるべきか
答えは非常にシンプルで、先述の「最近よく見られたブログ記事」です。
新着順の「ブログ記事一覧」と「最近よく見られたブログ記事」にはタイトルとサムネイル、そして全角100文字程度の書き出しが表示されますので、新着記事一覧から選ばれるよう工夫する……つまりシンプルにクリックしたくなる記事を書き続けることが重要です。
特に上位3記事はトップページにも掲載されますので、ここに掲載されればさらに多くの方に読んでいただけます。
「鉄道ファンの待合室」がほぼ毎日15時更新をしていたころは鉄道コムから毎日2,000PV程度の流入があり、週間の数で表示されるランキングではIN300・OUT15,000みたいな偏った数字を叩き出していました。この頃には既にサイト全体のPV数からしたら少ない割合が、サイトはじめたてでSNSの影響力が弱く、検索流入も弱い立ち上げ期のスタートダッシュには最強の流入元でした。
現在は速報性を重視した記事ばかりが並んでいますが、その他の工夫とあわせこのサイト・ブログの記事だから読もう……といった固定層を獲得できるようになれば「よく読まれる記事」の常連になれると思います。
ただ、こういった方向性でサイト・ブログを書き続けていれば、直接サイト名で検索して流入してくるような固定読者の構築が最終的な行き着く先となるはずです。
鉄道コム攻略だけを考えれば質より量を更新・とにかく速報性を重視することが戦略として最強ですが、鉄道コムのランカーになるためにブログ執筆をしているわけではないことを思い出してください。
手段が目的となっては本末転倒ですので、魅力的な記事を書き続けて知名度と記事の質を評価され、自ずと読まれるサイト・ブログを育てていくのが結局のところ目指す先となるでしょう。
コメント